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St.Cecilia's mass

11月22日は 聖セシリアの祝日。



私が所属している麹町教会(=聖イグナチオ教会)の聖歌隊は「聖チェチリア聖歌隊」と言います。
聖女セシリアが守護聖人となっている聖歌隊なんですね。
セシリアは音楽の聖人なので。





ということで、この日は特別ミサがありました。
通常のミサ曲とは違う、ドイツ語&ラテン語の曲10曲ほど。


特別ミサのために特別練習が2日もあったし、
毎週の練習でもめまいがするくらい歌いました。
おぇー(←オイ。)






ずっとあこがれ続けています.jpg特別ミサの場所は、大学の構内にある「クルトゥルハイム聖堂」。
大学に入る前からあこがれ続けていた場所です。


千代田区・新宿区の境界にあるとは思えない静寂の場所。
高校生の頃から大好きです.jpg





中の写真は撮れなかったけれども、何度行っても落ち着く空間です。
外はこんな洋風なのに、中は和風なんですよ。
全体的に「木」。












「クルトゥルハイム」
アパートみたいな名前.jpg
なんだかアパートのような名前。
「クルトゥル」=文化   「ハイム」=館
なんですってよ。







お聖堂に入ると、「若い人は前に」とお母さん方に前へ押し出され、
指揮の先生の目の前の席……

緊張してる場合じゃないのに、必然的に緊張するポジションへ!!
もう目の前にあるのがハードルなのかどろんこクイズのパネル(古)なのかも見分けつかない感じ。







クルトゥルハイムでのミサには、何度も出たことがあります。
大学の昼休みにミサがあるんですね。
当時まだ信者じゃありませんでしたが…




大学聖歌隊の美しい歌声に涙したものでした。
まさか自分もここで歌えるとは。









今までのどの練習よりどのステージより、心をこめて歌った気がする。













意味も知らずに(!)歌ってきたドイツ語・ラテン語の曲も、
ある瞬間、なんだかハッキリ意味がわかった。
ああ、こういう曲なんだと。












歌で祈るなんて、そんな余裕は1ミリもなかった。
ただひたすら、周りと声を合わせて歌っていました。

苦しい拷問を受けて殉教したという聖セシリアに、届いたでしょうか。
ちゃんと神様に取り次いでくださったかなあ?









いろんなことを考えていたら、
最後の曲の前にはもう、楽譜から顔を上げられませんでした。
涙と鼻水でぐっしゃぐしゃの顔。
先生びっくりしただろうなあ…目の前に黒い涙の女……











ちなみに、例によってダブルブッキングが発生していたらしく(←よくあるんだそうな。)、
ミサが終わって外へ出たら、花嫁さんが待ち構えていました。

あららと思っていたら、さらにその外にも花嫁さんが待ってた。


どんだけ。
11月22日は結婚式日和.jpg
11月22日は「いい夫婦の日」かー。
結婚式ラッシュ。なるほど。



確か大学のOBやOG、大学関係者はここで挙式できるとか。
(片方が卒業生なら半額、両方とも卒業生なら無料という噂もありましたが…そんなわけないんだそうです。汗)

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